精密機械部品加工 （株式会社オーク） 正社員

株式会社オークは上田市長瀬の金属・樹脂加工会社です。取扱は医療機器などの検査機器や食品加工機器などの精密機械の部品が多くを占めています。加工品は、試作品などの一品物から、1000個以上の大量生産まで、生産する個数は様々です。
加工業・製造業では、ライン作業で同じ仕事をずっとやる、というイメージがある方もいると思いますが、私たちは一つの商品に対して、最初から最後まで担当することが多いため、図面を読むところから、仕上げの検品まで、一人が責任をもって作っています。
そのため、クリエイティブな発想を持つこと、加工に関する知識が豊富であることが求められますが、物を作る過程を考えることが好きな人や論理的に考えることが好きな方なら、やりがいを感じられる仕事だと思います。

何年先も食べていける技術を身につけてほしいと考えています

現在、製造業の機械操作は、自動化が進み、人間よりもロボットが行う割合が多くなってきています。そんな世の中の流れに対し、当社の社員には、人間の手にしかできない技術を身につけていただきたいと考えています。ですから、機械から製品を取り出すだけの脱着だけではなく、図面を読む力、プログラムを作る力など、仕事を通じてロボットに負けない技術を身につけていきましょう！

小ロットと大量生産の両刀です

生産量が様々なために、個数によって製造方法を変えてます。

一品物の場合は、対話式と呼ばれるものを導入しており、「素材？」「内径？」など、機械が質問してくるので、それに対して図面に書かれている素材、数値を入力していきます。すると、機械が適切な加工工程を自動で作り、加工を始めます。
機械が自動で作る工程なので、多少は無駄な動きがありますが、比較的簡単にプログラムを作ることができます。

ですが、大量生産の場合、少しでも無駄な動きがあると、加工時間に大きく影響しますので、一から自分でプログラムを作成し、無駄のない動きをプログラムする必要があります。

どちらの方法でも、図面を読み取る能力が大切です。
当社では、どちらのプログラムも身につけてほしいと考えていますので、未経験で入られた方は、図面の読み方をしっかりと覚えてもらいます。

オークでの休憩時間の過ごし方

休み時間は、午前と午後それぞれに10分間の休憩があります。休憩は、外のベンチで休憩したり、職場の仲間と雑談したりしています。また、工場の裏には猫が住み着いているので、仕事の合間に癒されに行くこともあります。
お昼は休憩室で食べてもらったり、外へ出てもらったりしても構いません。

入社後は……

未経験で入社された場合、1週間ほど、図面の読み方を学んでいただきます。また、佐久市の専門学校で開催されている図面について学べる講座を受けることもできます。そのあとは、実際に現場に入っていただき、図面を読みながら機械を動かしていただきます。
3か月後には、どれほど図面が読めるようになったか、テストをします。「ここの工差はいくつか？」など、加工する上で理解していなければならない箇所を確認します。