砂型鋳造部門(青木)
- 応募要件
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学歴不問
普通自動車運転免許(AT可)
目次
どんな仕事?
砂型鋳造は、青木村にあるキャステク本社工場で行っています。砂型鋳造は、砂で作った型にドロドロに溶かした金属を流し込み、冷やし固めることで製品を成形していく方法です。砂で作るので複雑な形にも対応できますが、固まって出来た製品を取り出す段階で、作った型は壊してしまうので、大量生産には向いていません。
砂型は「手ごね」で作成する場合と、「機械」で作成する場合があります。手ごねの場合、手作業で型を作成するため、求められる技術力も高いですが、その分やりがいも感じられます。
キャステクでは圧力計の部品も製造しています。
圧力計はガスタンクや電車の運転台や石油やガスのプラント、大きな消火器についています。
砂型鋳造の作業工程
1 砂型を作成
2 地金を溶かす
インゴットを溶解炉に入れて、ドロドロに溶かします。
3 注湯
作成した砂型に溶かした金属を流し込みます。
4 型をハンマーで叩いて壊す
冷えて固まったら型を壊して砂を崩し、鋳物を取り出します。
5 できた鋳物の型バラシ
型を壊した直後の鋳物は、プラモデルのランナーからパーツを切り離す前のような状態なので型から使用するパーツを切断して取り出します。
6 バリ部分を取り除く工程(鋳仕上げ)
キャステクの青木工場は、鋳造から2次加工まで、一貫した生産ラインがあります。砂型工場の現場で製造された鋳物は、このあと、青木の加工工場でいくつかの工程を経て、圧力計が完成します。
鋳造の仕事に向いているのは、楽観的な人?
鋳造は不良品がつきものです。製造業の中で世界一不良品の多い産業とも言われています。最初の頃は不良品が出てしまうことにどうしても落ち込んでしまいがちです。そのため、根気や楽観的な考え方で、割り切りながらも前進できる人に向いています。ただし、慣れや過信から確認を怠ってはならず、楽観的な中にも作成物に対して真摯に向き合い、注意を払う必要があります。
鋳造は型に溶けた金属を流し込むだけで、一見単純な仕事の様に見えるかもしれません。しかし、実際は金属を流し込むスピード、流し込む高さ、抜けていくガスの通り道など、様々な条件を考えなければなりません。砂の中で行われることなので、何度も試してみてうまくゆく方法を探さなければならないこともあります。まさに、感覚や経験がモノをいう仕事です。
社員に聞いてみた
モノづくりに興味があったことから、4年前に新卒でキャステクに入社しました。砂型を手ごねしたり、運搬したりと、とにかく体力が必要な仕事です。最初は大変でしたが、1~2年経ったころには慣れてきました。
また、材料の配合量や、材料を流し込むスピードなどを覚えていかなければならないのが大変でした。先輩にサポートを受けながら仕事を覚えていきました。
砂型は作るのに手がかかる分、うまく製品ができあがった時の嬉しさは大きいです。上手くできると先輩にも褒めてもらえます。
先輩方の指導や試行錯誤の中で、鋳造は1分1秒単位で出来が変わるので「時間の意識」が大切だと学びました。指導するときは後輩には自分と重ね合わせて、入りたてのときにどこが不安に思っていたかを思い出しながら教えていきたいですね。
募集要項
- 募集職種
- 鋳物製品製造作業
- 雇用形態
- 正社員
- 学歴上の応募資格
- 学歴不問
- 応募資格
- 普通自動車運転免許(AT可)
- 募集人員
- 3名
- 選考方法
- 会社見学→書類選考→面接
採用後の待遇
- 基本給
-
- 高卒
- 168,000円~
- 専門卒・短大卒・高専卒
- 174,000円~
- 大卒
- 180,000円~
- 院卒
- 188,000円~
- 諸手当
- 家族手当・皆勤手当・役職手当・資格手当・職場手当・通勤手当
- 昇給
- 昇給あり(前年平均2,800円)
- 賞与
- 賞与あり(前年平均3.8ヶ月分)
- 試用期間
- なし
- 定年制度
- あり(65才)
勤務に関する情報
- 勤務地
- 〒386-1605 長野県小県郡青木村夫神1282−1
- 勤務時間
- 8:00~17:00
- 休憩時間
-
10:00~10:05
12:00~12:45
15:00~15:10 - 休日・休暇
- 完全週休二日制(土・日)、GW・お盆(8/13~8/16)・年末年始(12/29~1/4)
- 適用保険
- 厚生年金保険、健康保険、雇用保険、介護保険、労災保険
- 時間外勤務の状況
-
平日1~2時間(19:00まで)
土日祝日4~8時間(8:00~12:00・8:00~17:00) - 就業場所における受動喫煙防止の取組
- あり(屋内禁煙)
募集・採用に関する情報
- 直近3年間の新卒採用者数
- 0人
- 直近3年間の新卒離職者数
- 0人
キャリア形成支援制度
- 研修制度
- 日本鋳造工学会・非鉄金属鋳物協会のセミナーへの参加、鋳造設備メーカー等の勉強会を実施しています。
- 自己啓発支援制度
- 鋳造、溶解、機械加工の技能士試験にチャレンジできる体制があります。
- メンター制度
- メンターという形ではありませんが、各部署の熟練者が作業を指導します。
雇用管理状況(2021年度実績)
- 前年度の月平均所定外労働時間の実績
- 13時間
- 前年度の有給休暇の平均取得日数
- 8.5日
- 前年度の育児休業取得者数
- 0名
- 役員/管理職の女性比率
- 0% / 5%
- 平均勤続年数
- 13.2年