正社員 ルート営業職 NEXT RESERVATION株式会社

　NEXT RESERVATION株式会社は、主に長野県内の企業向けに「デジタルマーケティング」のサービスを提供している会社です。具体的には、ウェブサイトや動画などの媒体の制作、求人サイト「めくろうワークス」の運営、その他の企業向けのIT支援などを行っています。
　当社では現在、ルート営業職の募集を行っています。ルート営業職は、飛び込み営業やテレアポ営業などで新規顧客を開拓する仕事ではありません。既存の顧客を訪問して回り、制作中のウェブサイトや動画などの媒体の制作に関するコミュニケーションを取ったり、顧客の最近の動向を伺ったり、新しいプロダクトや施策を提案したりする仕事です。
　コミュニケーション好きな人や観察力に優れている人、特に、現在の状況を把握して、それを関係者にうまく共有することができる人が向いている仕事だといえます。

お客様との窓口となり、制作を円滑に

　ルート営業職の仕事は、主に当社の制作部門と顧客の間の仲立ちをする仕事です。

　当社では、ウェブサイト、動画、ネット広告、パンフレットやチラシなどの様々な制作業務や、SNSの運用業務などを行っています。時には、顧客の採用戦略やマーケティング戦略、IT機器の設定などの業務を請け負うこともあります。
　こうした媒体を制作していく上では、顧客とのやり取りが欠かせません。実際に制作を行うのは制作部門のスタッフですが、ルート営業職は制作部門と密に連絡を取りながら、制作の進捗状況を顧客に報告したり、顧客からの要望を受け取って社内に報告したり、制作にあたって必要なことを顧客に依頼したりします。ルート営業職の最も重要な仕事は、こうした顧客とのやり取りのための打ち合わせを設定し、打ち合わせの際には議事録を記録し、打ち合わせ内容をすべて把握して、やりとりに矛盾が発生しないようにすることです。

　制作したものを納品するのも、もちろんルート営業職の仕事です。さらに、ルート営業職は納品後も、ウェブサイトのアクセス報告や施策の効果の確認などのため、定期的に顧客を訪問して話し合いを行います。その際に、追加の施策や新しい施策が必要になると感じた場合は、その提案も行います。その提案内容を作成する際には、ふつう社内で企画・制作メンバーと企画会議を開催して行いますので、必ずしも自分自身で提案全体を発想する必要はありませんが、顧客の状況や要望を正確に把握して報告するのがルート営業職の役割です。

地元企業の事業成長に貢献する

　当社はIT業を支援業と考えており、顧客である地元企業の事業成長があってこそ、当社の存在価値があると考えております。そのため、自社の売上や利益のみを追求して、無理にプロダクトやサービスを売り込むようなことはしておりません。
　そのため、顧客企業の中でやり取りする相手は、ほとんどの場合は社長や役員など、経営者クラスの人です。このような方々は、様々な思いを持って会社を立ち上げたり運営したりしていらっしゃいます。また、当社に仕事を依頼していただく場面では、その中で様々な経営課題に直面していらっしゃいます。

　ルート営業職は、そのような経営者の思いや経営課題について、表面的なものだけでなく、その背景まで把握できるようになることが大切です。そのためには、顧客と時間をかけて対話したり、社内を見学させていただいたり、社員にヒアリングしたりするといった地道な努力により、顧客企業を深く知っていきます。
　一方で、顧客の希望通りに制作物を提供しても、うまく行くわけではありません。当社の企画を提案するとき、その意図をうまく伝えること、軸をぶれさせることなく顧客と合意を取っていくことが必要です。
　こうしたコミュニケーションをしていく中で、様々な課題や取り組みを知り、またそれに対する企画や発想を知ることができます。こうした知識を得て、顧客の成長ために貢献することに喜びを感じる人にとっては、この仕事はとても面白いものとなるでしょう。

仕事を覚えるまで

　新しく入社した方は、まず特定の顧客を担当し、その顧客に対して行うプロジェクトの窓口の仕事から始めていただきます。自分の担当する顧客のプロジェクトで、顧客との打ち合わせを設定したり、プロジェクトの進捗状況を確認したり、制作部のメンバーが作成する設計や成果物に対して意見を挙げたり、顧客にその設計や成果物の意図を説明したりします。
　なお、顧客や制作部門と円滑にコミュニケーションが取れるようになるためには、ウェブサイトや動画の制作技術、コンピューターやインターネットの技術、マーケティングに関する知識などが必要になってきます。このような知識は入社前には特に必要ありませんが、仕事に就いてから徐々に覚えていっていただきます。
　納品後は、前述のように制作したウェブサイトや広告などのアクセス状況を解析し、求める成果が出ていない場合は、なぜ成果につながらないのかを考え、その改善施策を企画・制作メンバーと相談しながら次の提案にまとめて、提案していきます。こうした仕事を進めながら、顧客を深く理解し、情報を得る力を磨いていきます。

　顧客の担当営業としての仕事に慣れてきたら、複数の顧客を持ってルート営業を行い、それぞれの企業で発生している経営課題を聞き出したりします。経営の悩みをお客様側から相談してもらえるようになったら、ルート営業としては一人前です。

世話好きの人、本質を知りたいと思う人が向く仕事

　ルート営業職を希望する方は、やる気があれば（上記のような仕事を「やってみたい」と思えるのであれば）、資格や学歴は求めません。仕事に必要なことは、仕事の中で経験したり、セミナーや勉強会に参加したりすることで学ぶことができます。
　当社では、自分から学びに行くという態度を大切にしています。分からないことがあれば、周囲の社員や役員に聞いてください。聞けば丁寧に教えてくれるでしょう。特に、疑問に思ったことを解決するだけでなく、その背景にある本質まで知りたいと思い、それを質問することができる人を歓迎します。
　しかし、教えてくれるまで待っているような人には、当社の仕事は向かないでしょう。また、ひたすら指示を待っているような人や、自分の考えに固執して、他の人からの指摘されたときに腹を立てるような人も向かないでしょう。