正社員 ウェブマーケッター NEXT RESERVATION株式会社

当社は、主に長野県内の企業向けにウェブサイトや動画を制作し、それをインターネットで公開して運用したり、広告を運用したり、SNSアカウントを運用したりする業務を行っています。
　企業がこうした広報活動を行うのは、企業や商品の認知度向上や販売拡大、人材の採用などといった明確な目的があります。しかし、最初からすべての施策が成功するわけではなく、運用結果やアクセス状況などを見ながら、軌道修正をしていくことが大切です。
　今回募集する「ウェブマーケッター」は、顧客のマーケティングや人材採用活動を伴走しながら支援していく仕事です。ウェブサイトや動画、広告、SNSアカウントなどを運用し、アクセス状況や結果を集計・分析し、改善策を考え、お客様に提案します。そして将来的には、ウェブマーケティングの企画を立てることにも挑戦していただきたいと思います。

お客様との窓口となり、制作を円滑に

　ウェブマーケッターの仕事は、営業が案件を獲得してきてから始まります。営業と一緒に顧客を訪問して要件を聞き出したり、その後では企画・制作部門の担当者と一緒に訪問したり、それらの担当者の代わりに打ち合わせを行ったりして、コミュニケーションの内容を把握して議事録を作成したり、やり取りに矛盾が発生したりしないように方向修正をしたりします。自分が担当している顧客との間のコミュニケーションをすべて把握する役割だと考えてもいいでしょう。
　ウェブサイトや動画を納品したら終わりではなく、ウェブサイト自体や、広告・SNSなどの運用に入りますので、ウェブマーケッターとしての仕事は、むしろこれからが主役になります。

ウェブマーケティング次第で結果が変わってくる

　広告を出稿したり、SNSアカウントを運用したりするための計画は企画部が作っておきますが、ウェブマーケッターはそれを具体的に運用していきます。ウェブサイト、広告、SNSなどの運用の結果（アクセス数や顧客の行動など）は、解析ツールなどを使用して解析していきます。広告やSNSを運用しても、当初意図したとおりに効果が出ないことも多く、データを見ながら軌道修正を考えます。
　そして、定期的に顧客を訪問し、報告するとともに、必要であれば次に打つべき施策を考えて提案します。時には顧客があまり乗り気でない施策を、説得して行ったりすることもありますので、施策が必要な理由をロジカルに説明できるとうまく進みやすくなります。
　こうして、当初目指していた成果が出るまで、コツコツと施策を改良しながら進めていきます。目指していた結果が出た時が、ウェブマーケッターが最もやりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。
　このように、当社のウェブマーケッターはオフィスにこもって仕事をするのではなく、顧客と対面でコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくのが特徴です。顧客と対面で接することで、顧客をより深く理解したり、ちょっとした顧客の変化に気づいたりすることができます。ウェブという仕事だからこそ、顧客とのコミュニケーションを重視しているのです。

仕事に入るまで

　新しく入社した方は、まずすでに運用されているウェブサイト、広告、SNSなどを引き継ぐところから入ります（すべてを運用するとは限りません。案件によって異なります）。解析方法を学び、改善施策を考え、顧客への報告と提案を行います。
　解析方法や改善施策については、社内の他の部門の人と一緒に検討していきます。様々な人が考えたことをぶつけ合うので、自分が出した施策が否定されることもありますが、否定されてもたくさんの施策を打ち出すことができるようになることが大切です。そうしてウェブマーケティングに必要な知識を学び、感覚を磨いていきます。
　一通りの運用ができるようなったら、もう少し前の工程であるウェブサイトや動画などの制作プロジェクトにも関わり、顧客との総合的な窓口を担当していただきます。将来的には、こうしたマーケティング施策の企画まで担当することができるようにいただければと思います。
　なお、顧客や制作部門と円滑にコミュニケーションが取れるようになるためには、ウェブサイトや動画の制作技術、コンピューターやインターネットの技術、マーケティングに関する知識などが必要になってきます。このような知識は入社前には特に必要ありませんが、仕事に就いてから徐々に覚えていっていただきます。

探究することが好きな人、考えることが好きな人に向く仕事

　ウェブマーケティングは、顔の見えない人々の動きを想像し、その人々に対して働きかけていく仕事です。したがって、その場で顧客の機嫌を取ったり、反射的なコミュニケーションをしたりすることよりも、状況を観察しながら仮説を立て、それを実証したり論理的に説明したりするような態度が求められます。
　当社では、主体的であること、自分から学びに行くという態度を大切にしています。分からないことがあれば、周囲の社員や役員に聞いてください。聞けば丁寧に教えてくれるでしょう。しかし、教えてくれるまで待っているような人、ひたすら指示を待っているような人や、自分の考えに固執して、他の人からの指摘されたときに腹を立てるような人は当社には向かないでしょう。